約4万円で買える 4Kディスプレイ 『JAPANNEXT(ATLANTIS) JN-T280UHD』 購入と開封の儀
つい一年前に購入したASUSの4K液晶ディスプレイ(PB287Q)が頻繁にブラックアウトするようになって使い物にならなくなってしまいました…。
買い替えかなというところでいろいろ候補を探してみると、JAPANNEXT(ATLANTIS)というまったく聞き慣れないメーカーのディスプレイ。
価格コムで4Kに限定して安い順にソートするとトップにリストアップされるという目立ちっぷり。
もちろんスペックは凄いというわけではなければありませんが(4K/60Hz入力対応はDisplayPortのみなのと、パネルがTN)、なんとガラスパネル。4Kから4Kへの買い替えなのため少しでも目新しさが欲しいので、これにしようかなーと思い始める。
それでは詳しく調べてみよう。とメーカーページを見てみると
怪しい中華フォントのオンパレード!
ただでさえ聞き慣れないメーカーなのにこれはちょっと…
しかし Amazon で JAPANNEXT(ATLANTIS) がリリースしている WQHD 液晶ディスプレイ(IPS27WQHD)のレビューを見てみるとなかなかの点数。
そして関連商品に今回検討している JN-T280UHD がありました。こちらの評判も見てみよう。(ポチ
5件とも5点満点?!
よし…
ということで思い切って購入してみました。
初期不良品を掴まされていないことを祈りつつ開封していきましょう。
この瞬間はいつもどきどきしますね。
まずは真ん中の茶色い箱を取り出して開けてみましょう。
ケーブルやスタンド、取扱説明書一式が入っていますね。
それぞれを取り出して机の上に並べてみましょう。
左からスタンド、DVIケーブル、HDMIケーブル、miniDisplayPort-DisplayPortケーブル
電源ケーブル(アース線付き)、ACアダプター(LEDインジケータランプ付き)、取扱説明書、スタンドにディスプレイを固定するために必要なネジ3本。
ACアダプターのスペックシール
Input:100V-240V(50/60Hz) 1.5A MAX
Output:12V 5A
こんなに大きいものでも12V/5Aで動いちゃうものなんですね。びっくり。
それではいよいよお待ちかね。
液晶ディスプレイ本体を取り出していきましょう。
重たいので細心の注意を払いながらひっくり返します…
ぐぐぐっと上に持ち上げて…(カメラ片手なため手が悲鳴を上げています)
…
むき出しのねじや、ただ印字しただけのような入力ソース等…。
ひと目見ただけで安価であることが感じ取れます。
普段は裏側に位置する視覚に入らない部分ではありますが、環境によっては少し気になってしまいますね。
いよいよディスプレイ面とご対面です。
両脇の発泡スチロールクッションを外して、袋を引き抜きます。
よいしょっ!
ご覧ください。ガラスパネルです。すごく…反射しています…。
実際に見ると想像していたよりも案外悪くないかもしれません。
ただ、Macのように液晶パネルとその周りの縁の黒々しさの差が少なければ(液晶パネル部分がもっと黒くなれば)もっと高級感が出てくる気がします。
iPhone 3GSを思い出しますね。
それでは設置をしていきましょう。
これまでディスプレイは壁掛けにしていたので、引き続きこのディスプレイも壁掛けにしようと思います。
したがって壁掛けに不必要な台座用のアームを取り外します。
ねじ4本で固定されているため、簡単に取り外すことができました。
それからVESAマウントに壁掛け用マウントを取り付けて壁の受け皿に引っ掛けると…。
こんな感じになりました。
PCとの接続も済ませ電源ON!ばっちりですね。
※ディスプレイの背面下部にUSBのLEDテープを貼り付けています。なかなかよいです。みなさまもぜひ
初期設定では色味が薄く感じられたので、ガンマ値を下げるなどして自分なりに設定したところ良い感じになりました。
視野角とガラスパネルによる反射はご愛嬌。
・ 【このディスプレイに買い替えてみて】
以前のディスプレイ(ASUS PB287Q)がブツブツとブラックアウトしていたのに対し、このディスプレイは今のところ一度もブラックアウトしていません。ブラックアウトしないのは製品として当たり前なのですが、以前のが故障レベルでひどかっただけにこの製品はより安定している印象を持ちました。
価格からして品質面にはまったく期待しておらず、初期不良などに悩まされるか、すぐ故障してしまうかと決めつけていただけに、良い意味で裏切られた形となりました。
記事の訂正をしている6月24日現在、購入してから約4ヶ月が経過していますが、いまでも快調に動いてくれています。
ただ、購入当初にある程度の覚悟をしていたガラスパネルの反射には未だに慣れずに悩まされています。同価格帯であったIODATAのノングレア(非光沢)4Kディスプレイでも良かったかな…と思いつつあります。
個人的にネガティブな部分もありますディスプレイですが、その部分を除けば非常にコストパフォーマンスに優れた4Kディスプレイだと思います。
当記事が少しでも購入をご検討されている際の参考になれば幸いです。
それでは!